2007年08月23日

Re:Rソックス松坂見殺し10敗目、松坂20勝の夢絶たれる

 6日、休養十分の松坂大輔。

シーズンも残り35試合となり、今日を含めあと7試合で7勝しなければ20勝に届かない大事な一戦。

前回の大乱調からどう立て直すのか。

この日はこれまで松坂に対し9打数5安打を5割超のハイアベレージで松坂をカモにしているデビルレイズのリードオフ岩村との3試合目の対決も興味深かった。

結果は、切れのあるストレートを主体にスライダーなどの変化球を織り交ぜて岩村を翻弄、3打席連続三振と完璧に討ち取った松坂に軍パイが上がった。

この日の松坂は5回まで1安打2四球無失点とほぼ完璧にデビルレイズ打線を封じ込めたが、魔の6回が再び松坂を襲いかかり、三振でアウトをとった後、四球で歩かせ、3番アップトンにあららの逆転2ランを浴びて6回2失点で降板した。

奪三振は8個を数え、球威、コントロールともに申し分のない松坂だったが、魔の6回の失投が悔やまれた。

立ち上がり3回まではリズム感があり、完投ペースかと思われた。

しかし、中盤4回あたりから追い込んだ後の制球に乱れが出てきて、魔の6回の一発病につながった。

細かい点をほじくればキリがないが、この日はこれ以上松坂を責めてもしようがないと思う。

責められるべきは、前々回もそうだが、無死満塁の絶好のチャンスで1点しかとれなかった3回をはじめ、再三のチャンスをメイクしながら拙攻で最後まで残塁(12残塁!)を繰り返したRソックス打線の情けなさだ。

デビルレイズ先発投手、ここまで3勝12敗防御率5.69だが、この数試合は1.71と好投している----若きジャクソンを打ち崩せなかった打線の援護不足に尽きる。 

ここでデータベースで松坂登板試合のこれまでの得点と失点を対比してみた。

松坂が先発した26試合中、味方の得点は計117得点(9回計、1試合当たり4.5点)に対し、失点は91点(9回計、1試合当たり3.5点)となっている。

序盤4月-5月(11試合)は、74得点に対し44失点で、1試合あたり6.73得点に対し4失点と、差し引き2.73点も得点が多かった。

しかし、6月以降(15試合)は、42得点(1試合2.8得点)で失点47点(1試合3.13点)と得点が失点を0.33点下回っている。

松坂自身の実際の自責点はこれをやや下回るので、6月以降は実質ほとんどのゲームで松坂はクオリティスタート(3点以内)を果たしており、ブルペンも含めても投手の責任は果たした、といえるのだ。

つまり、全体として松坂の登板は味方打線によって見殺される機会が多いといえる。

今日の敗北で、夢の目標の20勝達成のためには残り6-7試合(?)を全勝しなしてもどうか、新人メジャー20勝の夢は絶たれたといえるだろう。

残念.だね全く。

しかし、データ的.に総括すると、それは必ずしも松坂個人の責任ではないという事実が明らかにされ、胸にたまった怨念も少しは晴れるというものかもしれない。

松坂はけっこう頑張っているんだね。

味方打線が松坂を援護でしにくい理由は、西武時代からもよく指摘されていたように、球数の多さからくる守備と攻撃のリズムのアンマッチングにあるのだろう。

だから、投球回数や球数のわりには勝ち星に恵まれなかった。最多勝利は16勝ぽっきしだしね。

メジャーでもその悪弊を引きずっているのだ。

今後は、球威を戻してきたストレートと変化球を駆使しながらリズム感のある投球で打たせて捕る凡退回数を増やすことと、岩村対決で見せたような三振奪取とをどこまでバランスよく散りばめられるかだろう。

残り7?(なら)試合を全勝してくれるRソックスの奇跡を期待したい。
posted by jo at 16:40| Comment(0) | TrackBack(0) | MLB観戦ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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