松坂大輔が予想どおりブルージェイズ3連戦初戦で大炎上.した。
しかしながら、打線の援護でラッキーな1ヶ月ぶりの勝利をもらい14勝目をマークした。14勝は新人でドジャース石井が記録したのとトップタイ(14勝10敗)に並んだ。
これで松坂はメジャー新人賞投手野茂英雄の13勝を超えたが、防御率、完封、完投数、奪三振数、防御率など、内容的に野茂の13勝6敗(当時の試合数が少ないため)、奪三振236個の奪三振王と防御率2.54、新人賞受賞時とは比較にならない期待はずれの結果となっている。
内容的にはここまで、新人で28試合を投げて14勝10敗防御率4.27奪三振143をマークした石井一久とほぼ変わらない成績。
1億ドル新人として日米のマスコミで松坂現象を巻き起こし、Dice-Kブームは終盤最後になって、見事にバブル崩壊状態なってしまった。
松坂を見るマスコミ目線は、すでにネタ的新鮮味がなくなり、成績に目を瞠るものが消え、投球内容も変化がなく、同じような失点、同じような崩れ方で低迷を余儀なくされ、松坂現象は名実ともに幕がおりたといってよい。
ファンにとっては歯がゆいばかりだろう。
その原因は何か。
昨日の試合を見て、私はそれが技術や調整の問題ではなく、体調管理、もっとわかりやすい言葉でいえば、「マツボン太りすぎ!」にあるような気がしている。
投球フォームをみると、いかにもしんどそうで、かつてのリズミカルな美しく切れのある投球フォームとは全く変化している。
どうしてそうなったのか。
その結果、自慢の制球力も、多様な球種も、手元で浮き上がるストレートの球威も、いずれも微妙に精度が落ちており、要所で時折見せる片鱗は認めるものの、全体として相変わらずぴりっとしない投球はほぼデビューから一貫しているといえる。
初戦で第一印象を「アレ?松坂太りすぎ!」というファンの素朴な疑問の声に松坂本人をはじめ、番記者氏も、評論家もほとんど誰も指摘してこなかった。
一番よく見えるのは無名のファンの目線だ。
私もその一人。このコラムでも最初から何度か皮肉交じりに指摘してきた。
ファンサイトのアンケートでもかなり指摘が多かったのはそれ相当の理由が存在しているのだ。
ヤンキースAロッドの今季のめざましい活躍の原因をあるスポーツ記者が探ったところ、最も納得行く回答は、奥さんの一言だったという。
奥さんは専門的な意見はひとつもあげず、ただ「主人は5キロ体重を落として体が軽くなった」と発言していたという。
案外、この太りすぎ問題が不振の謎解きのキーワードになるかもしれない。
あの野茂英雄が4年目あたりから急速に太り始め、防御率を低下させていったように、投手も打者も体重管理は極めて重要なテーマだ。
イチローは日本時代から体脂肪管理を徹底し、ほとんど変わらぬ若い肉体をキープしている。
昨年のワールドベースボールクラシックの松坂の肉体を思い起こそう。
ほとんど別人のような肉体に見える?松坂ダイエット大作戦を大々的に提案する必要がありそうだ。
2007年09月05日
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